海外のハロウィン企画でARが活用された事例【8thWall】

10月31日といえばハロウィンです。企業はハロウィンに関連する様々なプロモーションを行います。それは日本だけでなく、海外でも同様です。
そこで今回は8thWallというWebARを活用した海外のハロウィンイベントについてご紹介します。

8thWallを活用したWebARのハロウィンプロモーション4選

Ghostbusters: Haunted Candy Hunt WebAR(ゴーストバスターズ:ホーンテッドキャンディハントWebAR)

Ghostbusters: Haunted Candy Hunt WebAR(ゴーストバスターズ:ホーンテッドキャンディハントWebAR)は、お店で販売されているキャンディーのパッケージに書かれているコードをスマホで読み取ることでWebARのゲームを体験することができます。
このゲームは、コロナ禍で制限されている中でも、ハロウィンの「トリックオアトリート」に代わるものはないかと模索し、リリースされました。
またSNSと連動した企画も行われ、ゲームの結果画面のスクリーンショットと「#HauntedCandy」を付けて投稿すると、懸賞に応募することができます。

McDonald’s Canada(マクドナルドカナダ)

マクドナルドカナダでは、2020年にコロナパンデミックの中でもハロウィンを自宅からお祝いできるものはないかと模索し、「#BringHalloweenHome」キャンペーンの一環でWebARを活用しました。McDeliveryサービスを利用した人が体験できるようになっています。
ユーザーは、黄色いドアをノックすると吸血鬼との不気味な出会いを体験しながら写真を撮影することができます。

P&G Nordics Oral B

P&G Nordics(スウェーデン)製品のオーラルBを用いたWebARゲームは、ハロウィン休暇中の親子を対象に歯科衛生の重要性を理解してもらうための施策としてリリースされました。

このゲームでは、オーラルB(歯ブラシ)ボタンをタップして、モンスターを退治していきます。ゲームが終わると、画面からオーラルBを購入することができます。

体験はこちらから

Ricolino(リコリーノ)

キャンディーブランドのRicolino(リコリーノ)は、広告ポスターに記載されているQRコードを読み込むことでWebARを体験することができます。
このプロジェクトはハロウィンの時期に合わせて開発されました。会社のメインキャラクターであるピエロがARで現れ、扉の向こうへ消えていきます。最終的にアプリのダウンロード画面へと導かれ、Web広告のような設計となっています。

8thWall HPで公開されているハロウィンのWebAR

こちらのサンプルでは瓶のラベルをマーカーとしており、同時にSLAMを利用しています。
これによりオブジェクトをラベルから地面に飛び移らせたり、瓶がオブジェクトに近づいたり離れたりするのに合わせて影の動きを変化させることが可能です。

まとめ

今回は、8thWallも活用したWebARのハロウィン企画についてご紹介しました。このような企画は、日本でも同様でしたが海外でもSNSと連動しているケースが多く、ARで撮影した写真をSNSに投稿することで、キャンペーンを多くの人に知ってもらえるという狙いがあります。

また最近では、WebARを誰でも簡単に作成することができるプラットフォームも登場しています。
例えばpalanARはオンラインで簡単にWebARを作成することができます。フリープランでは3つまで作成することが可能ですので、ご興味のある方はまずこちらで作成してみてはいかがでしょうか。