Synamon、メタバースブランディングプラットフォーム「SYNMN」のオープンベータ版を提供開始。実際に触ってみた!

2022年10月4日、株式会社Synamonは、メタバースブランディングプラットフォーム「SYNMN」(シナモン)のオープンベータ版の提供を開始しました。

「SYNMN」とは?

「SYNMN」は、マルチデバイスでIPやブランドの3D空間を楽しめるメタバースプラットフォームです。
BtoBtoCモデルでの提供を前提にした設計をしており、企業やクリエイターのブランディングやファンマーケティングの支援などを行うことができます。

また、スマートフォン・PC・VRデバイスなどのデバイスを問わずアクセスが可能です。そのため幅広いユーザーにメタバース体験を届けることができるとしています。

「SYNMN」の特徴

継続的な利用を前提としたUX設計で、メタバースを「日常」にすることを目指しています。
イベントとして単発の施策で終わらないよう、常設運営をサポートする管理画面を備えているとのことです。
また、NFT活用を実現する仕組みを実装しているそうです。

すでに東映アニメーション株式会社をはじめとして多くの企業への導入が予定されており、コラボレーション企業も発表しています。

実際に体験してみた!

アプリダウンロードはこちら。アプリは英語と日本語の2言語に対応しています。


ログインはツイッター、Googleアカウント、Facebookアカウント、Appleアカウントを用いて可能ですが、ゲストで始めることもできます。名前とアイコンを設定すると、会場選択画面へ移動します。

記事執筆時点では4つの会場が表示されていましたが、「アートプラネット」「エンタメプラネット」は準備中でした。

今回はSYNMNエントランスの「ゲートウェイワールド」に参加してみました。
ダウンロードと会場の準備があるため少し読み込みに時間がかかる印象ですが、一度読み込んでしまえばスムーズに体験が可能です。(キャッシュも残るようで、2回目以降はダウンロードが不要なことも。)

アバターは2種類から選ぶことができます。両方とも世界観に合わせた丸みを帯びたキャラクターとなっています。

ワールドに入ってからの画面操作は突飛なものではない上、案内もあるため、迷う事はないでしょう。

できることは音声/文字チャット、エモート、ジャンプで、撮影機能は実装されていないようです。また、ワールド内の人数表示や、ルーム移動などの機能も実装されていました。

エモートはアバターの上に表示されるほか、アバター自体もアニメーションで示してくれます。

サムズアップでは全力で動いてくれます。

ゲートウェイワールドからはホールに移動することもできます。

会場の画面をタップするとリンクが表示され、資料のダウンロードページへアクセスすることも可能です。

まとめ

オープンベータ版ということもあり、できる事は多くありません。特徴の一つである、NFTに関する機能としてウォレットとの連携も可能ですが、関連コンテンツは見られませんでした。
今後、PVで紹介されているように、様々な世界観やアバターを用いたワールドがこれから登場し、できることや、体験できるワールドが徐々に増えていくことでしょう。

本メディアでは他にも様々なメタバース関連サービスのレビューを行なっています。こちらも併せてご覧ください。