AR手術支援スタートアップのProximieがソフトバンク・ビジョン・ファンド2などから108億円の資金調達!

Proximieは「リモート手術室」を提供する2016年創業のスタートアップです。
2021年4月にはシリーズBで51億円ほど資金調達をしましたが、今回はシリーズCとして約108億円の資金調達を行いました。

今回リード投資家としてAdvent Life Sciencesが出資し、ソフトバンクビジョンファンド2などの投資家から合わせて8,000万ドル(約108億円)の調達を行っています。

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Proximieとは

ProximieはイギリスのNadine Hachach-Haram博士が創業した「バーチャル上で接続された手術室を提供する」医療スタートアップです。
世界中の医師がリモートで離れた医師に、手術の際にARによるサポートを行うことができるサービスを提供しています。

Sky Newsで特集された、ProximeのAR技術を用いた皮膚がん治療映像がこちらです。

公式リリースによると、Proximieは既に世界100カ国以上、500以上の病院で使用され、1万3,000以上の手術をサポートした実績を持ちます。
特に新型コロナウイルス感染症の拡大により、医療体制をしっかりと整えられない機関も多い中、Proximieの需要は高まっているとのことです。

現在、50億人もの方が安全な手術を受けられず、毎年1,800万人以上が十分な手術を受けられず亡くなっている中、Proximieは世界中のあらゆる場所に手術室を提供し、一流の外科医の能力を届けることが可能とのことです。

まとめ

医療現場のAR活用は少しずつ事例が増え始めています。
ARデバイスを活用した手術サポートスタートアップのProprioや、医療教育や手術研修のためのImmersiveTouchなど多くのAR x 医療スタートアップが生まれています。

ARデバイスの進化により、今後より医療現場でのAR活用ケースやサービスが増えてきそうですね。