お菓子のパッケージにARが活用されている事例をご存知でしょうか。
パッケージにARマーカーを印刷し、それをスマートフォンでかざしてARを体験するというもので、従来のパッケージのデザイン性を損ねることなくARマーカーを組み込むことができます。ARマーカーは、イラストをARマーカーとして設定することができるため、一見どれがARマーカーなのか判別できないぐらいです。
以前にARが飲料のプロモーションに活用された事例をご紹介いたしましたが、今回はお菓子のパッケージにARが活用された事例をご紹介いたします。
お菓子の商品パッケージにARが活用された事例5選
さくさくぱんだ
![sakupannikonikocpPOP.jpeg (663.9 kB)](https://img.esa.io/uploads/production/attachments/18871/2022/05/17/126047/8e053a29-aa86-4df6-b02c-3a50b1caf0e8.jpeg)
カバヤ食品は「『さくさくぱんだ』がしゃべりだす!ARキャンペーン」を2022年3月1日~2022年5月31日の3ヶ月間に渡りキャンペーンを実施されています。
さくさくぱんだのパッケージに、専用アプリの画面を開いた状態でスマホをかざすと、70種類のさくさくぱんだがランダムで登場する仕様となっています。
同時にさくさくぱんだを購入して応募できる、 さくさくぱんだの声優の杉田智和さんの録りおろしボイスグッズなどが当たるマストバイキャンペーンと、デジタルギフトが当たるTwitterキャンペーンも開催されています。
おっとっと
![おっとっとのぬり絵AR](https://img.esa.io/uploads/production/attachments/18871/2022/05/17/126047/8a88bf37-ee4e-428c-9e39-1c39549c074c.png)
森永製菓株式会社が販売する「おっとっと」のパッケージでは、ぬり絵ARのキャンペーンを開催しています。
ぬり絵ARとは、パッケージに絵を塗ったイラストをスマホで読み込むと、ペイントした状態のイラストがARで飛び出すというものです。
おっとっとでは「チョウチンアンコウ」と「ティラノサウルス」のARを楽しむことができるようです。
森永ビスケット
![0131up_RK_morinaga_gazo03.png (292.1 kB)](https://img.esa.io/uploads/production/attachments/18871/2022/05/17/126047/ece9caf5-7319-42c9-8113-9da71c9bb3d7.png)
森永ビスケットではリラックマの期間限定コラボパッケージが発売されたのと同時に、ARを活用したプロモーションを行いました。
パッケージに専用アプリをダウンロードしたスマホをかざすと、「ガチャガチャAR」を楽しむことができるという内容です。
リラックマは全50種類となっており、1日3回まで楽しめるということです。
さらに同時にオリジナルグッズキャンペーンを2022年6月30日まで開催されています。
じゃがりこ
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2022年5月30日よりじゃがりこハニーバターチキン味が発売されるのを記念して、Instagramで利用できるARエフェクト・フィルターを楽しめるプロモーションが行われています。
じゃがりこハニーバターチキン味のパッケージに記載されているQRコードを読み取るか、カルビー公式WebサイトからアクセスすることでARエフェクトを楽しむことができます。
最近では若年層をターゲットとする場合にInstagramのARエフェクトを活用する事例も増えています。
カルビープラス
![カルビーAR Small.jpeg (23.4 kB)](https://img.esa.io/uploads/production/attachments/18871/2022/05/17/126047/59e7c546-d4ea-46c1-a5e0-7e926aa4e53c.jpeg)
こちらは商品パッケージのプロモーションではありませんが、カルビーのアンテナショップ「カルビープラス」にて「ARで体験!カルビープラス ポイントデー」が2022年4月20日(水)から毎月10日、20日、30日に開催されています。
対象日にのみ体験できるカルビープラスの世界観を表現したオリジナルARコンテンツを最後まで視聴すると、ポイント獲得のチャンスが訪れ、獲得したポイント数により、店舗にて特典(お菓子の小袋や店舗商品)と交換できるというイベントが開催されています。
ARは商品パッケージに記載して自宅で楽しむ方法だけでなく、店舗でも気軽に体験できるため、多様な活用方法があるのが魅力的です。
まとめ
今回はお菓子の商品パッケージにARが活用された事例をご紹介しました。コロナ禍においてARを活用したプロモーションは増えており、特に三密を避けて各々が楽しめるという点で非常に優れています。
最近では、誰でも簡単にARが記載できるプラットフォームも登場しています。例えばpalanARはオンラインで簡単に没入型ARが作成できます。フリープランは3つまで無料で作成できるので、ご興味のある方はまずこちらで作成してみてはいかがでしょうか。