Snowpipe、位置情報とARを使ったゲーム「TRANSFORMERS ALLIANCE」を正式リリース。プレイしてみた!

2022年7月27日、Snowpipe inc.と株式会社SNOWPIPE JAPANはタカラトミーのIPである「トランスフォーマー」を用い、位置情報とARを使ったゲーム「TRANSFORMERS ALLIANCE」をリリースしました
公式サイトはこちら

プレイヤーは「サイバトロン」と「デストロン」の2つの陣営にわかれ、現実世界で陣地を奪い合う「占拠戦」を楽しむことができます。
スマートフォンのカメラを使って周囲の家電をスキャンすると、トランスフォーマーを出現させることができます。そのままARを使ってのバトルに入り、勝利すると味方にできる仕組みです。

事前登録者数が50万人を超えており、注目度の高いゲームです。なお、Android版では不具合のためリリースが遅れていましたが、記事執筆時点では解消されています。

また、以前Nianticが発表していた 「TRANSFORMERS: Heavy Metal」とは別のもののようです。

実際にやってみた

ログインの方法はLINE、Google、Facebookアカウントの3通りに加え、ゲストログインがありました。

ログインするとムービーが流れ、どちらの陣営につくか選択できます。一度陣営を決めると変更できないため、注意が必要です。

位置情報を利用したゲーム画面はこちら。
Nianticの「ポケモンGO」をはじめとした他の位置情報ゲームと似た構成のため、迷うことはないでしょう。
こちらでは陣地を占領できるだけではなく、落ちている物資を拾う際にミニゲームが発生するなど、ただ歩いて集めるだけに止まらないゲーム性を備えていました。

位置情報を使用していますが、AR業界でのトレンドとなりつつあるVPS機能はないようです。

もう一つの目玉「スキャン機能」

スキャン機能も体験してみました。
スキャンできるものは大きく分けて家電と車両の2種類があり、それぞれに細かく「スマート家電」、「生活家電」、「ユーテリティ車両」などの分類があるようです。

スキャン画面を起動すると、特徴点に合わせてキラキラと白い点滅が見られました。そのまま家電などに向けて「スキャン」ボタンを押すと検出ができます。
試しにスマホやPCにカメラを向けると、「スマート家電」として表示されました。

そのままラベルをタップすると、トランスフォーマーが出現し位置や大きさを調整することができました。ここで調整した結果をもとにバトルが開始されます。

スキャンモード時はバッテリーの消耗が激しいため長時間の使用はできません。
ゲーム的にも「過熱ゲージ」が設定されており、一定時間しか連続で利用できないように設計がされていました。

まとめ

ARや位置情報以外にもストーリーモードがあるなど、機能が盛りだくさんでかなり野心的なゲームとなっています。外へ出歩くゲームでもあり、通常のソーシャルゲームのような楽しみ方もできるゲームでもあります。
6ヶ月分のアップデートが予定されているため、今後どのように変化していくか注目です。