2022年6月24日に行われたLightship Summit Tokyo、そこでも日本向けに様々な発表がありました。本記事では情報を簡単にまとめてみました。
VPSの対応都市が拡大
東京近辺に加え、名古屋、大阪、京都が利用可能になったと発表しました。
以前でも各都市に対応スポットが少しずつありましたが、今回正式に発表された形となります。
開発者ページでは以前と変わらないスポット数ですが、今回発表されたスキャン用アプリ「Niantic Wayfarer」(Testflightで配信)で同じ場所を見比べるとたくさんのスポットを見ることができます。順次対応していくと考えられます。
また、年内にその他の政令指定都市の主要部へ対応を予定しているとのことです。
Lightshipのドキュメントが日本語化
開発者ページの下部にある言語設定を「日本語」に変更した状態でドキュメントに移動すると日本語化されたページを見ることができます。
流石にチュートリアル動画は英語のものしかありませんが、日本語になったことで大幅に読みやすくなりました。
8th Wallの新情報
8th Wall Paymentsの日本円へ対応
日本円に対応したことで、ドルへ変換することなく気軽に利用することが可能になりました。
8th Wallと集英社との提携
集英社はNiantic社とも提携し動画を公開していましたが、今回8th Wallとも提携を発表しました。
アプリだけでなくWebでもARを活用することにより、さらなるコンテンツの作成をおこなっていくでしょう。
8th WallのVPS対応時期の発表
8th WallのVPS対応時期は2-3ヶ月以内を目処にパブリックベータ公開を予定しているとのことです。VPSへの対応がしにくかったWebAR業界にとっては待望の機能となります。以前より対応は予定されていましたが、今回で対応時期が明らかになりました。
まとめ
Nianticは昔から、日本を重視している旨の発言を繰り返しています。
今回のように日本で発表を行ったことに加え、8th Wallの円対応やスポットの増加など多くの施策を行っており、日本に対して引き続きアプローチし続けていることで、今後の日本AR業界においてさらなる盛り上がりを期待できるでしょう。
先月行われたLightship Summitで発表されたVPSについてはこちらでも解説しています。合わせてご覧ください。