ARといえば、エンタメ業界やプロモーションの一環としてなど、様々な分野で活用されています。ARによって、現実世界に物体が飛び出してくるような演出や、ARのフォトフレーム・スタンプで写真や動画を撮影し、SNSで拡散できるという点から、ARとSNSの相性が良いことが分かります。
最近ではコロナ禍での活動に制限が緩和されつつあり、ARのオフラインでの活用も増えています。
最近では東京ディズニーリゾート内で、WebARが楽しめるコンテンツも登場しています。
本記事では、ディズニーリゾート内で楽しめるキャラクターが活用されたARコンテンツについてご紹介していきます。
1. ディズニーランドのハロウィーン限定ドリンクにARが登場
東京ディズニーランドでは、9月15日(木)~10月31日(月)の期間中、スペシャルイベント「ディズニー・ハロウィーン」が開催されています。
そのイベント内において期間限定のメニューの1つに、ARが楽しめるスペシャルドリンクが登場しています。
ハロウィーン柄のドリンクカップには二次元コードが印刷されており、それをスマートフォンで読み取ることで、ARコンテンツが楽しめる仕組みとなっています。
気になるARの中身は、可愛らしいミッキーのゴーストが表示され、写真が撮影できるようになっているようです。
これらのスペシャルドリンクは、パレードのルートの近くにあるレストランにて販売されています。
パレードやアトラクションの待ち時間に、パークを背景にして写真を撮影するとさらに楽しめそうです。
2. トイ・ストーリーホテル「ARパトロール」
東京ディズニーリゾート・トイ・ストーリーホテルは2022年4月5日に開業され、ディズニーホテルの中で最も新しいホテルです。
ホテルでは映画「トイ・ストーリー」シリーズの世界観を楽しむことができ、さらにスペシャルサイトと連動しておもちゃの世界を体験できるコンテンツが用意されています。
その中の1つが、こちらの「ARパトロール」です。
「ARパトロール」とは、トイ・ストーリーホテル内のMissionで指定されているチェックポイントを探し出し、パトロールします。そしてチェックポイントのマークにスマートフォンのカメラをかざすと、トイ・ストーリのおもちゃの仲間たちと写真撮影ができるという内容になっています。
例えばmission1の「スリンキー・ドッグパーク」であれば、
「このマークを探せ」と書かれている犬小屋をホテル内で実際に探し、そのマークをスマホのカメラで読み込むと、ARコンテンツを楽しむことができます。
このように全5種類のチェックポイントにてARコンテンツを楽しむことができます。
3. アプリ不要のWebARでコンテンツを提供
上記でご紹介した東京ディズニーランドのハロウィン限定メニューのカップから体験できるARと、東京ディズニーリゾート・トイ・ストーリーホテルのARパトロールは、どちらもWebARというAR技術が活用されています。
従来のARとWebARを比較すると、WebARはアプリのダウンロードが不要でWebブラウザからARコンテンツにアクセスすることが可能となります。つまり、ユーザーにとって気軽にARコンテンツが体験できるようになるため、アクセスへのハードルを抑えることができます。
まとめ
東京ディズニーリゾートで体験することができるWebARコンテンツについてご紹介しました。コロナ禍において人々の行動範囲の制限も緩和されつつあり、ARを活用したラリーイベントが増えています。
WebARは従来のアプリから体験できるARよりも簡単に使用することができるというメリットがありますが、最近ではWebARを誰でも簡単に作成することができるプラットフォームも登場しています。
例えばpalanARはオンラインで簡単に没入型ARが作成できます。ディズニーリゾートでも使用されているフォトフレーム型のARを、palanARのフリープランでも作成することができます。ご興味のある方はまずこちらで作成してみてはいかがでしょうか。