メタバースとして名前の上がるサービス12選!

近年よく話題に上がる「メタバース」ですが、関連サービスにどのようなものがあるのでしょうか。
本記事ではメタバース関連サービスとしてよく話題に上がるものをまとめてみました!

メタバースとは?

メタバースとは、小説「スノウ・クラッシュ」で初めて使われたとされる、meta(超越した・高次の)とverse(宇宙・世界)を組み合わせた言葉です。
厳密な言葉の定義やメタバースの条件などはここでは論じませんが、3DCG空間上で人々が創造性を発揮したり、コミュニケーションを取ったりすることができるサービスを指して言われることが多いようです。
今回はメタバースとしてよく話題にのぼるサービスを集めてみました。

◆紹介するサービス一覧
VRChat
Cluster
NeosVR
バーチャルキャスト
REALITY
Horizon Worlds
Second Life
Roblox
The Sandbox
Rec Room
XR World
ZEPETO

VRChat

https://hello.vrchat.com/

テレビでも紹介されたことがある、メタバースとしてよく名前が上がるサービスです。
アバターやワールドの自由度が高く、日本では熱量の高いユーザーにより様々な独自文化が形成されています。
PCやMeta Quest2単体でも利用できますが、行けるワールドや使用できる機能に制限が生じます。

Cluster

https://cluster.mu/

日本のクラスター社によって運営されています。
ライブやイベントに強く、2020年ごろに盛んに行われていたイベント、バーチャル渋谷ポケモンバーチャルフェストなどで目にしたことがある方もいるのではないでしょうか。
スマートフォン、PC、VRヘッドセット問わず多くの端末で同じ体験ができたり、VR空間内でワールドを作ることができたり、公開イベント時の最大の同時接続人数が500人に増えたりと、頻繁にアップデートをしているサービスです。

NeosVR

https://neos.com/

チェコのSolirax社が開発したサービスです。
他のサービスに比べて圧倒的に自由度が高いことで知られており、アバターの変更やアイテム・ワールドの作成などをその場で行うことができます。

また、Neosクレジットと呼ばれる仮想通貨が存在し、プレイヤー間でやり取りを行うことができます。

バーチャルキャスト

https://virtualcast.jp/

日本のバーチャルキャスト社によって運営されています。
親会社のドワンゴから派生した会社であるため配信のための機能が充実していることや、アイテム・アバターのプラットフォームであるThe Seed Onlineを介して簡単にアバターやアイテムのアップロードが可能です。

また、ドワンゴはアバターでよく使用されるファイル形式VRMの開発をした会社でもあります。

REALITY

https://reality.app/

日本のREALITY社によって運営されている、バーチャルライブ配信プラットフォームです。
メタバースを目指すにあたって、親会社のGREEが100億円を投じることでも話題になりました。
近年では配信だけでなくゲームや交流も機能として追加されています。

REALITY XR cloudとして法人向けにバーチャルイベントの作成を行うなど、関連サービスも展開しています。

Horizon Worlds

https://www.oculus.com/horizon-worlds/?locale=ja_JP

Meta社によって開発されたサービスです。
Quest2のHomeで設定したアバターを使用して参加するサービスで、ワールドの作成がその場でできるのが特徴です。

※執筆時点で、日本では体験することができません。

Second Life

https://secondlife.com/

2000年代初頭にリリースされ、メタバースの先駆けとして話題になったサービスです。現在もサービスは運営されており、多くのユーザーが利用しています。
リンデンドルというゲーム内通貨が存在し、土地やアイテムの売買が行われています。現実に近い経済が成り立っており、最盛期には(Second Life上で)会社の設立や株式の売買なども盛んに行われていたようです。

Roblox

https://www.roblox.com/

Roblox社によって運営されている、ゲームを作成・プレイすることができるプラットフォームです。
米国のティーンエイジャーを中心に大流行しています。Robuxと呼ばれる通貨を使用して、ゲーム内に登場するアイテムやファッションを売買することが可能です。Robuxはリアルマネーにも変換ができます。

Rec Room

https://recroom.com/

オンライン上でゲームやを作成・プレイすることができるプラットフォームです。
Robloxと似ていますが、VRでもプレイすることが可能です。こちらもゲーム内通貨の収益化が可能となっており、様々なコンテンツが生み出されています。ゲームの作成から収益化までがほぼ全てサービス内で完結することも魅力の一つです。

The Sandbox

https://www.sandbox.game/jp/

Bacasable Globalによって運営されているサービスです。マインクラフトのようなピクセル調の世界が特徴的です。
まだアルファ版ではあるものの、SANDと呼ばれる仮想通貨を使用してアイテムや土地を売買できることや、NFTの技術を取り入れていることなどから、注目度が高いサービスです。

XR World

https://official.xrw.docomo.ne.jp/

HIKKYが開発したエンジンである「VketCloud」を使用し、docomoからリリースされたサービスです。
ブラウザ上で動き、PC・スマートフォンで動作します。リリースされたばかりでできることは多くありませんが、VketCloudの開発が続いており今後も注目のサービスです。

ZEPETO

https://zepeto.me/

韓国のNAVER Z社によって運営されているサービスです。アバターの着せ替えをはじめとするファッションへの訴求が強く、アジア圏を中心に人気を集めています。
最近では大手のファッションブランドや企業がアイテムを展開しています。

まとめ

以上、12のサービスをご紹介しました。界隈の盛り上がりもあり、メタバースを名乗るサービスや、メタバースとして名前が上がるサービスは他にも多く存在します。
一口にメタバースといってもサービスやアバターの方向性、現実世界との関わり方などで様々な形態があることがわかります。
もしまだこういったサービスを触ったことがない方は、どれか一つログインしてみてはいかがでしょうか。