2022年7/1〜31の期間限定で、バンダイナムコのコンテンツ「アイドルマスターミリオンライブ!」とのコラボ空間が登場しました。
「バーチャル秋葉原」自体は22年の4月に登場しており、期間限定でコンテンツを入れ替えています。
また、バーチャル秋葉原の体験方法はVR(DMM Connect Chat)またはWebの2種類ありますが、アソビストアのコンテンツはWebのみで体験できるようです。
実際に体験してみた
体験にはバンダイナムコIDが必要です。https://asobistore.jp/content/title/Idolmaster/ml5th_virtual-akihabara/
ログインののち、アバターとニックネームを選択する画面に移行します。
リアル志向のアバターですが、こちらはReadyPlayerMeを使用していると思われます。
リアルなアバターですが、移動時には3人称視点ですが静止すると1人称になるため(初期設定時)、アバターをあまり気にすることなく体験できます。
体験時のUIはソーシャルゲームに近いレイアウトをしています。スマートフォン、PCでほぼ同じUIをしており、スマートフォンの場合はバーチャルスティックを操作して移動します。
モーションは「手を振る」の他に、WebVRには珍しい「お辞儀」のモーションがあります。
バーチャル秋葉原から行ける範囲は駅前の周辺のみですが、端から端まで歩くとそれなりの範囲があります。地図からワープすることも可能です。
また、交流はテキストチャットで可能ですが、音声チャットはできません。
街並みはサイバー空間のような雰囲気に加え、街中にアイドルのスナップショットやパネルが、BGMとして楽曲が流れていきます。
数も多く、ファンとしては嬉しい体験となるでしょう。
さらに、街中からショップに移動することもできます。
ショップでは気になったアイテムを購入することができます。(外部サイトに移動する必要があります。)
ショップでは見ることができる商品に矢印が設定されており、視覚的にわかりやすく展示されています。
まとめ
本企画はSNS的なコミュニケーションよりも、WebVRとしての展示を体験をメインにしていると考えられます。
エモーションの数の少なさや音声チャットがなく、他者とコミュニケーションをとるすべがテキストチャットぐらいしかないからです。
その反面、動作も重くなく、展示のボリュームや見せ方にこだわっているように思えました。
同じミラーワールドの文脈で言えば、先日リニューアルした池袋ミラーワールドと比べると機能面や展示方法でかなり違いがあることがわかると思います。
バンダイナムコは中期計画で「IPメタバース」構想を掲げており、IPを軸に様々な施策を打っていくとしています。本企画もその一環なのかもしれません。