総合気象情報を無料で知ることができるウェザーニュース。
そんなウェザーニューズがARのお天気シミュレーションアプリを提供しているのをご存知でしょうか。
目の前に雨や雷などの映像ARで投影することで疑似体験し、いざという時の防災行動に役立てることができます。
今回は「ARお天気シミュレーター」を体験してみました。
「ARお天気シミュレーター」を体験
ARお天気シミュレーターは現在iOS/Androidのアプリストアで無料配信されています。
※一部有料
早速体験していきます。
![](https://webar-lab.palanar.com/wp-content/uploads/2022/04/IMG_5496-473x1024.png)
12種類のモードから選択できます。
まずは「雨/雪」を選択。
現在地のお天気情報を見てみます。
![](https://webar-lab.palanar.com/wp-content/uploads/2022/04/IMG_5495-473x1024.png)
1時間前〜3時間後の現在地の天気を確認することができました。
筆者が撮影した時間帯は天気がずっと変わらずでしたが、天気予報に基づいたシミュレーションがARで反映されるため、もし雨の予報であれば雨模様の様子が見れるそうです。
こんな使い方もできるようです。
天気予報を見ていて、「降水量◯mm/h」という解説。
なんとなく今日は多いなと思うものの、実際どのぐらい降るのかイメージが湧かない時ってありませんか。
ARお天気シミュレーターなら、0.5mm/h〜100mm/hを体験することができます。
![](https://webar-lab.palanar.com/wp-content/uploads/2022/04/RPReplay_Final1649986539_AdobeCreativeCloudExpress.gif)
こちらは1mm/hの降水量のシミュレーションです。
パラパラと雨が降っていますね。
![](https://webar-lab.palanar.com/wp-content/uploads/2022/04/CC9D32E8-5301-48D0-A503-9194062AB333_2_0_a_AdobeCreativeCloudExpress.gif)
続いては10mm/hです。
気象庁によると、10mm/h以上の降水量は「やや強い雨」と解説されるそうです。
![](https://webar-lab.palanar.com/wp-content/uploads/2022/04/4520C949-67A4-4A56-8C45-48E4B06AEE28_2_0_a_AdobeCreativeCloudExpress.gif)
こちらは50mm/hです。
50mm/h〜は「非常に激しい雨」と言い、車の運転は危険とされています。
![](https://webar-lab.palanar.com/wp-content/uploads/2022/04/848668C6-2731-4065-BDDD-B96BF50C7513_2_0_a_AdobeCreativeCloudExpress.gif)
続いては80mm/hです。
80mm/h以上で「猛烈な雨」と呼ばれ、ここから人は恐怖を感じるそうです。災害の危険性が高い状態です。
2020年6月、福岡県や佐賀県で80mm/hの降水量が確認され報道されています。
![](https://webar-lab.palanar.com/wp-content/uploads/2022/04/DA3D58A7-3981-4587-8A9F-FACC344F058C_2_0_a_AdobeCreativeCloudExpress.gif)
ARお天気シミュレーターで体験できる降水量における最大値は、こちらの100mm/hです。
2019年8月27日〜28日、佐賀県で100mm/hをこえる大雨が観測されており、大雨特別警報が発表されています。この他にも九州では降水量が100mm/hを超える例がいくつかありました。
浸水シミュレーターも試してみました。
![](https://webar-lab.palanar.com/wp-content/uploads/2022/04/07B723E4-5BA5-478F-ACCF-B4BF98573C42_2_0_a_AdobeCreativeCloudExpress.gif)
とてもリアルな浸水の様子を目の前で体験することができました。
50cmから床上浸水と定義されています。
戸建の場合は50cm~停電すると言われており、マンションの場合は50cmに達している時点で既に停電しているそうです。*
防災意識を高めるシミュレーターだけでなく、春夏秋冬を楽しむ演出や虹を出現させて楽しむこともできます。
![](https://webar-lab.palanar.com/wp-content/uploads/2022/04/IMG_5493-473x1024.png)
ARでの再現度が高く、本当に空に虹が浮かんでいるように見えます。
まとめ
ARお天気シミュレーターでは、防災意識が高まるだけでなく、春夏秋冬の季節を味わうこともできました。
普段は全然雪が降らない地域だけど、明日の天気予報が雪の場合に、前日にシミュレーションをしてみて対策を行うなどしてみるのも良いと思います。
なかなかイメージが湧かない明日の天気をARで投影することによって気象情報の理解を促進したり、防災意識の向上へ繋げてみてはいかがでしょうか。
ARお天気シミュレーター ダウンロード
【iOS版】https://apps.apple.com/jp/app/arお天気シミュレーター/id1541791009
【Android版】https://play.google.com/store/apps/details?id=com.weathernews.weather_ar