2022年7月1日、テレビ東京による「池袋ミラーワールド」がリニューアルオープンしました。
WebVRのサービスで、PC・スマートフォン・VRヘッドセット(Meta Questなど)問わず参加が可能とのことです。
また、制作はGugenkaが担当しているようです。
実際に行ってみた
登録と街歩き
会員登録が必要ですが、登録しない状態でも一部のワールドに入ることができます。
ログインののち、「遊びに行く」をクリックし、名前やアバターを決定することで、バーチャル池袋駅へ訪れることができます。UIなどをみる限りMozilla Hubsをもとにしてワールド制作しているようです。
全部で9つのエリアがあり、それぞれゲートをクリックすることで移動することができます。
一部のエリアではワープが用意されているエリアもあり、ゲートまで歩かなくても隣接するエリアへ移動することが可能です。
さらにバーチャル池袋駅西口などには、NPCとして「AI タミ子」がおり、クリックすると喋ります。(音声も流れます。)
広いエリアは移動が大変ですが、こうしたギミックがあることで移動しようと思える作りとなっています。
買い物も!
テレ東Xショップでは買い物をすることが可能でした。
VR上で商品をカートに入れ、そのまま決済まで行うことができる例は少なく、珍しい体験です。実際に商品を手に取ることはできませんが、説明文や写真を見て購入する形となります。
MakeAvatorでアバターをアレンジ
池袋ミラーワールドでは、ワールド制作を担当したGugenkaのサービスである「MakeAvator」とも連携することができます。
アプリをダウンロードしたのち、好きなアバターを選択します。
アレンジができたら、画面右側のアップロードボタンよりアップロードをしていきましょう。
アプリの連携ができていない場合は、リンクのマークを押し、認証用のメールを送ります。
この際、アプリは立ち上げたまま、認証のリンクを押さないと失敗してしまうことがあるため注意が必要です。
「池袋ミラーワールドと連携しました」とでたら、最後にアバターをアップロードして完了です。
ミラーワールドでアバターを選択することができるようになります。
まとめ
池袋ミラーワールドはMozilla Hubsを利用していると思われるものの、街のボリュームが多いにもかかわらずそこまで重さを感じさせない作りとなっていることや、ワールド内で買い物ができる機能、MakeAvatorとの連携などかなりの独自機能が盛り込まれています。
各スポットのリンクや画像もふんだんに盛り込まれており、テレビ東京とGugenkaをはじめとするステークホルダーがかなり力を入れて制作されたことが伺えます。
先日公開されたVIVE CONNECTなどと比べても体験がしやすく、満足度が高い設計となっていると言えるでしょう。
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