スポーツイベントでARが活用されている事例をご存知でしょうか。
新型コロナウイルスの影響により、密を避けながら遂行できる企画が企業により模索され、その結果ARを活用した事例が今日では増加しています。
ARを活用したものはSNSによる拡散力にも優れているため、イベントの認知度を拡大させることにも有効的です。
活用方法は来場者プレゼントの一環としてARが活用されている場合や、スポーツの中にARが組み込まれているものなどと様々です。
以前にもご紹介したHADOもその内の一つになります。
本稿ではスポーツイベントにおいてARが活用された事例をご紹介します。
スポーツイベントでARが活用された事例5選
横浜F・マリノス
プロサッカークラブの「横浜F・マリノス」が、ARを活用したスタンプラリーを2019年6月22日に試合会場にて行いました。
試合会場である日産スタジアムの近隣学校の児童が考えた企画で、ARマーカーも彼らによってデザインしたものが導入されました。
さらに一定数のスタンプを獲得したら、抽選で選手の直筆サイン入りスクイズボールが当たるという企画も実施されました。
八王子ビートレインズ
プロバスケットボールチームの「八王子ビートレインズ」は、試合会場の来場者向け限定コンテンツとしてARを活用したフォトフレームを導入しました。
WebARというアプリをダウンロードをせずに体験できるARフォトフレームで、気軽にARを体験できるコンテンツが用意されました。
スマホdeよこはまシティウォーク
横浜市で開催されたウォーキングイベントのチェックポイントでARが活用されました。
チェックポイントは16ヶ所に設置されており、そこで獲得したポイントが一定数超えると豪華商品の抽選の応募ができるようになっています。
新型コロナウイルスの感染拡大状況を考慮し、ARは接触を避けられるということからスマホを活用したARの新しいウォーキングイベントが開催されることになったそうです。
Virtex Arena
アメリカでは野球の試合中断時に暇をつぶせるアプリ「Virtex Arena」というものがあります。
実際の試合会場で客席からスマホを通してフィールドを見ると、バーチャル化された選手が野球をするという内容になっています。
野球だけでなく、このほかにもラグビーやゴルフなどのスポーツでもARが活用されています。
赤城山ARヒルクライム
群馬県ば前橋市では新型コロナウイルスの状況を考慮して、従来の大会に替わり、ARを活用したデジタルによるヒルクライムの大会が開催されました。
実際の赤城山ヒルクライムコースを、ARが活用された仮想空間をアバター化された選手が走ります。
実際のコースを登っている時と同じ負荷が選手の後輪にかかるため、リアルなライディングができるようになっています。
まとめ
今回はスポーツイベント・大会においてARが活用された事例をご紹介しました。コロナ禍においてARを活用した企画が増えており、特に三密を避けて楽しめるという点で非常に優れています。
最近では、誰でも簡単にARが記載できるプラットフォームも登場しています。例えばpalanARはオンラインで簡単に没入型ARが作成できます。フリープランもあるので、ご興味のある方はまずこちらで作成してみてはいかがでしょうか。