観光で慣れない土地を歩く時、車を運転していてどの曲がり角で曲がるのかわからない時ってありませんか?
方向音痴の筆者は地図を開いていても違う場所にたどり着いてしまうというのはよくある話なのですが、そんな時にオススメしたいのがARを活用したナビゲーションサービス。
実際の道にスマホを通して見ると、道に矢印やマークで直接示してくれるので、曲がるタイミングが目に見えて分かるのです。
今回は慣れない土地でも進むべき道が分かるARを活用したナビゲーションサービスをご紹介します。
AR を活用したナビゲーションサービス4選
PinnAR(ピナー)
株式会社テレコムスクエアが提供する「PinnAR」は、朝の情報番組「スッキリ」でも最近紹介されたことで話題になりました。
屋外ではもちろん、屋内でも使える便利なサービスです。
屋内ARは成田国際空港、玉川髙島屋S・C、新宿駅構内(※Android端末のみ)で使用することが可能です。
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Googleマップ「Live View」
地図アプリGoogle Mapの「Live View」でARナビゲーションを使用することができます。
「Google Map」によるこのツイートの動画は、東京駅で「Live View」が試されたものになります。
建物内で地図を開くと、従来では現在地が正しく反映されなかったりフロア毎の情報が反映されないため道に迷うこともありましたが、この機能により駅構内の経路がわかりやすくなりました。
そのため電車の乗り換えの際、迷うことなく時間通りに電車に乗車することができるでしょう。
メルセデス・ベンツ
メルセデス・ベンツは新型SクラスのMBUXに、メーカー純正オプションとしては世界で初めてのARナビゲーションシステムを導入しました。
車のフロントガラスから見える、前方10m先の道路上にARによってナビ情報が矢印で表示されます。
開発担当者によると、運転していて楽しく安全に操作ができるとのこと。
道路交通法では、前方への注意が散漫になることからカーナビを運転中に注視する行為は禁じられています。
フロントガラスにARでナビを表示させることで、事故率の減少が期待できます。
Dent Reality
Dent Reality社はロンドンを拠点とする企業で、CEOはAndrew Hart氏という、Appleが提供するロケーションベースのARを開発したパイオニアです。
Dent Realityは、ARで買い物が便利になるナビゲーションサービスを開発しています。
食料品店などで顧客がショッピングリストを作成し、現在いる位置から最短距離でリストに入れた品物までARで案内してくれるというものです。
効率よく迷わずに買い物をすることができるため、広い店であればあるほど便利な機能となるでしょう。
まとめ
今回はARを活用したナビゲーションサービスについて4選ご紹介しました。
ナビにARを活用することで道に迷わずに、効率よく直観的に進むことができるため、今後活用されていく機会は増えていくでしょう。特に自動車においては安全性も高まるため、ARが搭載されたナビの一般化は意外にも近いかもしれません。
ARといえば難しく聞こえるかもしれませんが、最近では誰でも簡単にARが記載できるプラットフォームも登場しています。例えばpalanARはオンラインで簡単に没入型ARが作成できます。フリープランもあるので、ご興味のある方はまずこちらで作成してみてはいかがでしょうか。