AR対応デバイスが普及しはじめると、魅力的なARのコンテンツが必要になります。
Unityを触れる方、8th WallのようなSDKに対応したコードを書ける方は問題ないですが、そうではないクリエイターや企業の担当者は、CMS(コンテンツマネージメントシステム)と呼ばれる、コンテンツを管理するサービスを使いARを作成するケースもあります。
今回は国内外のノーコードでARが作成可能なCMSをご紹介します。
palanAR(日本)
まず、本メディアを運営している株式会社palanが提供するpalanARのご紹介です。
palanARの特徴は、簡単にマーカーあり・なし・平面認識やGPSなど8種類以上のARを作成可能ということです。また、無料でも3個までARを作成できるということもあり多くの個人ユーザーにもご利用頂いています。
ユーザー事例
またWebARを作成しながら、同時にアプリのARも公開可能ということも特徴です。
LESSAR・COCOAR
LESSARとCOCOARはどちらもクラウドサーカス社提供のAR作成サービスです。
LESSARはWebAR、COCOARはアプリのARを作成することが可能です。
LESSARは4,800社ものユーザーを抱え、プロモーションなどで多く利用されています。
COCOARは350万ものダウンロード実績があり、ARスタンプラリーやキャンペーンなどで利用されています。
STYLY
STYLYは、Psychic VR Lab社が運営するVR/AR/MRクリエイティブプラットフォームです。
クリエイターの為のとあるように、クリエイターがXRで表現を行うためのサービスです。
Psychic VR LabではNEWVIEW SCHOOLというXRにおける表現のためのスクールも運営しています。
ARについては、基本STYLYアプリによる提供となり、現時点ではWebARの提供は行っていないようです。
こちらの記事でもご紹介しているように、19億円ほどの資金調達を行い、国内外にサービスを展開しています。
MyWebAR
MyWebARはDEVAR社が運営するノーコードWebAR作成プラットフォームです。
AR名刺や教育用途など、様々なシーンで利用されているようです。
DEVAR社はLETA Capitalから約6.5億円の資金調達を行っています。
ZAPPAR
ZAPPARはイギリス、ロンドンに拠点を置くスタートアップです。今までに5億円ほどの資金調達を行っています。
ZapworksというノーコードのWebAR作成プラットフォームも提供しています。
Blippar
Blipparはイギリスのスタートアップで2018年に倒産し、そこからCandy Capitalに買収されました。
BlipparBuilderというAR作成のサービスを展開しています。
PlugXR
PlugXRはアメリカのスタートアップで、100以上の国々の3万以上のユーザーが3.5万ほどのARを作成している、AR作成プラットフォームです。
まとめ
簡単に国内外のサービスをご紹介しました。
まだまだご紹介しきれていないサービスや、今後増えていくサービスもありそうです。
随時情報をアップデートしていきます。