ARを活用した謎解きイベント5選をご紹介!

近年謎解きゲームが流行し、仲間と謎を解いて脱出するという非日常的な体験をすることができます。
最近ではARを活用した周遊タイプの謎解きイベントも開催されており、特に2020年から流行した新型コロナウイルスを皮切りに、非接触で謎解きができるという点からARを用いた謎解き周遊イベントが増えています。

今回は、ARを活用した謎解きイベントについてご紹介していきます。

ARを活用した謎解きイベント5選をご紹介!

神保町「ある珈琲店からの挑戦状」

神保町を巡るAR謎解きゲーム「ある珈琲店からの挑戦状」は、株式会社小学館とプレティア・テクノロジーズ株式会社が「ARタウン」プロジェクトの実証実験としてコンテンツをリリースしました。

ARタウンは、「まちがもっと好きになる」をテーマに、IPや街が持つコンテンツとAR技術を活用した街のメディア化によって、街の活性化を支援するプロジェクトです。

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000041.000035730.html

専用アプリをダウンロードし、神保町を周遊しながら街に隠された謎を解いていきます。
またゲームの制限時間が設定されておらず、飲食店に立ち寄ってゆっくりすることも可能です。自由度が高く、神保町を満喫できる謎解きイベントとなっております。

熊本県阿蘇市「うちのくまモン知りませんか」

スクリーンショット 2022-10-14 18.00.04.png (305.0 kB)
「うちのくまモン知りませんか?」 特設サイトより引用

この謎解きイベントは熊本県阿蘇市を舞台に2022年10月6日から2023年3月31日まで開催しています。
WebARを活用した謎解きと、ドライブ観光をかけ合わせた体験型リアル謎解きゲームとなっており、「パラレルワールドに迷い込んでしまったくまモンを助け出す」というストーリーに沿って、阿蘇エリアのスポットを車で巡りながら謎を解いていきます。

参加費が無料で複数日程に分割しての参加も可能となっているため、阿蘇エリアをゆっくりと堪能しながら気軽に参加できる謎解きイベントとなっております。

この謎解きイベントではクラウドサーカス株式会社が提供している 「LESSAR」が採用されており、ユーザーは特設サイトにアクセスするだけで参加可能となっています。

福島県飯坂温泉「飯坂温泉ARまち歩き 飯坂真尋と力のたまご」


飯坂温泉観光協会が観光庁「誘客多角化等のための滞在型コンテンツ造成」実証事業に採択された「飯坂温泉ARまち歩きと力のたまご」は、WebARを活用したまち歩きコンテンツで、特別なアプリをダウンロードすることなく観光スポットを巡りながらARコンテンツを楽しめます。
ARスポットの近くでは、隠された暗号を解読する謎解きをすることができるため、観光をしながら謎解きゲームが遊べる一石二鳥なコンテンツとなっています。

コンパスAR謎解き MYSTERY OF MIRAGE MESSAGE

コンパスAR謎解き.png (690.8 kB)
プレティア・テクノロジーズ プレスリリースより引用

「コンパスAR謎解き MYSTERY OF MIRAGE MESSAGE」は2020年10月28日~ 2021年1月31日に開催されたプレティア・テクノロジーズ株式会社、NHN PlayArt株式会社、株式会社ドワンゴで共同開発された謎解きイベントです。

#コンパス謎解きプレスリリース.png (346.7 kB)

ARキャラクターと協力しながら渋谷の街を実際に歩き回り、謎を解いていきます。
「#コンパス 戦闘摂理解析システム」という陣取りオンライン対戦ゲームをモチーフとしていますが、完全オリジナルのシナリオが用意されており、「#コンパス 戦闘摂理解析システム」を知らない方でも十分に楽しめるイベントとなっております。

明治薬科大学図書館の謎解きゲーム「Meiyaku GO!」

サイネージ 謎解きAR_AdobeExpress (1) (1).gif (2.9 MB)
palanARユーザーインタビューより引用

明治薬科大学図書館では、オリエンテーションで学内探検をテーマにした謎解きゲーム「Meiyaku GO!」を開催しました。昨年度でも謎解きイベントは開催しておられたようですが、2022年度版のイベントではWebARが活用されました。
2022年版の謎解きゲームでは、キャンパス内の指定されたスポットでARをヒントに謎を解いていきます。

2021年に開催された謎解きイベントのCM

またこのゲームは明治薬科大学の方が、初心者の方でも簡単にARを作成できるpalanARを使用して制作されました。

まとめ

今回はARを活用したリアル謎解きイベントについてご紹介しました。
非接触でイベントを楽しめるということからARを活用した謎解きイベントが話題になりましたが、ARを用いることでさらに非日常的な体験を演出することが出来るという点で、コロナによる制限が緩和されている現在でもARの謎解きイベントは開催されています。

今回ご紹介した明治薬科大学図書館で採用されたpalanARでは、WebARを誰でも簡単に作成することができます。
フリープランでは3つまで無料で作成することができるので、ご興味のある方はまずこちらで作成してみてはいかがでしょうか。