「WebXR Tech Tokyo」3回目の開催!
2020年8月24日、バーチャルSNSプラットフォームである“cluster”にて、今回で3回目となる『WebXR Tech Tokyo #2』が開催されました!
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『WebXR Tech Tokyo』とは?
隔月で開催している VR, AR, MR 関連の開発者向け勉強会イベントである「xR Tech Tokyo」のオンライン版。
「WebXR Tech Tokyo」では、WebXR(WebVR,WebAR)に特化した内容となっている。
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また今回、WebAR Lab運営の弊社palanからも「WebARで見るpalanの実績」として、展示枠に参加しております。
こちらのURLから是非ご体験ください!
https://webar.jp/
前回の模様はこちらから↓
1.発表目次
今回発表された内容の一覧はこちらです。
中には体験可能なコンテンツもありましたので、興味のある方は実際にプレイもしてみてくださいね!
1.Three.jsで大学をVR化した
2.xRブラウザを作っている話
3.2か月で軽率にWebARフェイスフィルターを作ってみた
4.WebXR Hand Input (ハンド トラッキング) 入門
5.jsが分からないのでUnity WebXR Exporterで自前ゲームをWebにアップしてみた話
6.WebXRで遊んでみた
2.発表内容
Three.jsで大学をVR化した
静岡大学xR同好会はまりあさんが制作した、「バーチャル情報学部」の制作フロウについてお話して頂きました!
デザインや3Dモデル周りの話もあり、幅広いお話が聞けたと感じます。
コンテンツはスマホ、PC、VRから体験可能となっていますので是非!
(どうやら隠し要素もあるとか…)
https://www.inf.shizuoka.ac.jp/opencampus2020/
登壇者: 静大xR同好会はまりあ さん(@xR_Hamamatsu)
xRブラウザを作っている話
2015年に行われたMicrosoft開発者会議(HoloLensのデモ)で見たような「SFっぽい世界」を目指す「Orthoverse」の実現手法、開発の流れをお話頂きました。
またIoT家電との関わりが期待されるお話もあり、とてもワクワクする内容と感じました!
(SFっぽい世界: https://gigazine.net/news/20150430-microsoft-hololens-demo/ )
登壇者:Ohoooo さん( @ohomagic )
2か月で軽率にWebARフェイスフィルターを作ってみた
顔に着けるファッションアイテムをWebARで試着できるECサイト「Faciop(フェイショップ)」についてお話頂きました!
Webのカタログからスムーズに試着に移行できるのはWebXRならではの強みですね。こちらは実際に体験可能となっていますので是非!
Faciop: https://faciop-cojt.github.io/faciop/
登壇者:にー兄さん さん( @ninisan_drumath )
WebXR Hand Input (ハンド トラッキング) 入門
「WebXR Hand Input Module」を用いたWeb上でのハンドトラッキングについて、実装周りや所感、課題についてお話頂きました。
Web上でハンドトラッキングが扱えるだけでも驚きですが、インタラクションの幅が広がるのはとても嬉しいですね!
登壇者:ユスキィ(Yusuke Hara) さん( @ms_yuhara )
jsが分からないのでUnity WebXR Exporterで自前ゲームをWebにアップしてみた話
Unityアセットの「WebXR Exporter」と「AWS」を通じてWebXRコンテンツをアップロードするまでの流れをお話して頂きました。
「Web周りの知識はあまりないけど、WebXR挑戦したい!」という方は、とても参考になる内容ではないか感じました!
登壇者: Taishi Nagayama さん( @busido90 )
WebXRで遊んでみた
ブラウン管の特性を利用した光線銃を用いたゲームを、VR空間でエミュレートするという内容についてお話して頂きました。
こちらソースコードの配布もあり実際に体験できるようなので、プレイしたい方はこちらから!
https://github.com/toyoshim/jsnes-vr-zapper
登壇者:とよしま さん( @toyoshim )
3.まとめ
今回は登壇者として学生の参加もあったことが新鮮に感じました。今回のバーチャル情報学部のように、学生ならではの発表が聞けるのも面白いですね。
まだまだ収束が見込まれないコロナ禍ですが、このような状況でも幅広い年代と共にxR界隈を盛り上げて行ければと思います。
また、当日の様子はTwitterにて「#WebXRTech」でもご覧いただけますので是非!
イベントのアーカイブはこちらからご覧いただけます。