本メディアを運営する株式会社palanは、誰でも簡単にノーコードでWebARが作成できるサービス「palanAR(パラナル)」上で、ARの画像認識精度を改善するアップデートを行いました。
これにより、更に安定した高いクオリティのARが作成可能になりました。
今回はpalanARの画像認識精度の概要と、実際にARを作成しご紹介していきたいと思います。
1. palanARアップデート概要
画像認識制度の向上!
画像認識エンジンをアップデートし、2022年5月30日より画像をトラッキング(追従)して素材をAR表示させることが可能になりました。
「画像認識」では、好きな画像をARマーカーに設定することができます。
アップデート前後での比較
アップデート前との比較動画はこちらです。
【サンプルURL】
https://palanar.com/ar_contents/a1ac3d4b7f278fcc
こちらの画像をマーカー(目印)として体験が可能です。
2. 画像認識でARを作成してみた
1.palanAR上で画像認識を選択
2. マーカー(目印)となる画像をアップデート
今回は犬の絵が描かれている鞄を写真で撮影し、マーカーにしてみました。
3. 編集する
今回は画像を認識したら「HAPPY BIRTHDAY」と表示されるように設定してみました。
4. 保存して体験
完成したら右上の「保存」ボタンを選択し、「AR体験」します。
ARマーカーとして設定した、実際に絵が描かれている鞄にカメラを向けます。
ARが表示されました。
このように鞄をぐるぐると前後左右に揺らしても、しっかりと「HAPPY BIRTHDAY」という文字が途切れることなくARで表示され続けています。
今回のアップデートは、このトラッキング(追従)機能が以前と比較して大幅にアップしました。
palanAR サービス概要
「palanAR(パラナル)」は誰でも簡単にWebARを作成できるオンラインツールです。AR名刺や商品プロモーションなど様々なシーンで使われるWebAR作成を無料(フリープラン)で試すことができ、商用利用可能なプランもご用意しています。操作が簡単なので、Web制作やAR作成の知識がなくても簡単に作ることが可能です。
2019年のサービス開始以来9,500以上のARを作成いただいています。
WebARについて
WebブラウザのみでARを実現する技術をWebARと呼び、現在企業のキャンペーンや販促などに広く用いられています。近年、WebARを利用したサービスを地方自治体、観光業界、エンターテインメント業界など、多くの企業より採用いただきサービス開発のパートナーとして制作・開発を行っています。
お問い合わせ増加の背景には、新型コロナウイルスの感染拡大を機に「非接触型」の新しい接客の形を模索し、顧客へより充実した体験を提供したいという想いをお持ちの企業の増加があります。
まとめ
今回はpalanARでの画像認識における精度向上に伴い、実際にARを作成して体験してみました。
このように鞄やペットボトルなどの、パッケージや表紙を認識するとARが表示されるという機能は、プロモーションなど幅広い用途で活用することができます。
ニーズやご予算・納期に合わせた制作のご相談も可能ですので、お気軽にお問い合わせください。